すぎのこ英語教室が「英語多読教室」として、本格的に多読をメインの指導に切り替えてから、この秋で3年が経ちました。
そこで、今日は「すぎのこ生☆3年間の成長記録」をお伝えしたいと思います!

小学校低学年 ABCからのスタート。
英語は初めて。新しいことを始めるは楽しみ♪



小学校高学年からのスタート。
英語よくわからないし、中学になると英語が難しくなると聞くからちょっと不安だな・・・
この3年間で、どの子もそれぞれの成長と反抗期?!を経て、見違えるほど大きく立派に成長中!
レッスンスタートから1年間は、とにかく歌やチャンツで日本語とは違う英語独特の音とリズムをたくさん身体に浸み込ませました。
同時にフォニックスを進めながら、音と文字をリンクさせていきます。





小学校英語が本格的に導入されてから、中学校では1年生の夏
以降、徐々に英語難民が出てきます。
難しい文法で置いてきぼりになるというより、そもそも単語の読み方がわからず、教科書に全てカタカナで読みを書いてしまう子さえも。
学校の英語の先生方も「英語格差」に悩み、日々の英語指導を工夫されています。
でも、フォニックスを学習した子たちは「音を手がかりに」「自力で読む」ことができるようになるので、子どもにとっては「自信」につながり、スムーズな中学英語のスタートを切ることができます。
さあ!充分な英語の音のインプットと基本的な単語の読みができるようになったところで、本格的な「多読」開始です♪


多読初期はごく簡単な、1ページに1~2単語の絵本をCDで音と一緒に読みます。では・・・・



すぎのこ生は普段どんな風に多読をしてるのかな?



1冊を「4回読み」でほぼ毎日数冊、1日10~30分間読んでるよ!



1日の中でいつ読んでる?



朝の登校前、夕飯前、宿題の後、ピアノの練習後、寝る前など
ほとんどの子が1日の中で読む時間を決めて習慣化しているよ!
自分のペースで自分の決めた時間帯に読むのが習慣化のコツです!!
もちろん誰でも「読みたくない」ときはあります。
でも、教室に来れば頑張っているみんなからの刺激だったり、教室のちょっとしたご褒美やお楽しみ、
レッスンでの先生からの一言、「早くこれが読めるようになりたい!」と思えるたくさんの絵本、
何より多読仲間が身近にいるのはとても心強い!
1人では継続が難しいことも、みんなと一緒だから続けられるし頑張れるのです。
その結果、気づけばなんとなく淡々と自分のペースで読むことが日常になっている子たちばかりです。


中には、50万語に手が届きそうな小学生、もうすぐ100万語達成の中学生も出てきました。
ずっと順調にここまで来た子ばかりではなく、多読のペースも、成長のスピードにも、個人差は見られますが、間違いなく言えることは、この3年間でどの子もみんな日々の生活の中で英語を読み続けることをやめずに、その結果、確実な英語力アップをしているということ!



英語を読むことに抵抗感がなくなった。



英語を読みながら、クスっと笑えたり「へえ~」と思ったり、
新しい発見ができる。



学校でも英語にはちょっと自信がある!
英語が自信科目になったよ!



将来留学したい!
こんな様子、こんな声が聞かれるようになりました。とても嬉しいです。
実際、トントンと英検に合格する子も出始めました。でも、英検のための対策はほとんどしません。
直前に過去問を解いて問題形式を知るくらい。多読っ子は長文、リスニングのパートが得意分野です。
週1回の教室のレッスンだけでは決して手に入れることができない英語力は、みんなが毎日おうちで
コツコツと頑張って、「自分たちの力」で伸ばしてきた英語力です!
日本の環境で、高い英語力を身に付けることは、想像以上にものすごく時間がかかります。
中高であんなに頑張ってやってきたはずの英語を、ほとんどの人が使えないまま終わってしまうだけでなく、英語学習自体ストップしてしまうのはとてももったいない。
英語力は学ぶことを辞めたとたん、あっという間に急降下だから?もちろん!
英語力があれば、社会で有利だから?いいえ!!
わたしのゴールは・・・英語多読を続けることで、こんな楽しみを知っている子たちを育てることです♪
- 自分の英語力は英語絵本を読むことで伸ばしてきた
- 絵本で簡単に日本とは違ういろんな世界を知ることができる
- 物語の中でいろんな人の気持ちを味わうことで、深い思考ができる
- YoutubeやSNSのように「外の世界」に左右されない「自分だけの喜び」を知っている


これからも、みんなで一緒に多読の楽しみを共有しながら、歩みを止めず、いつの日か山頂からの広い世界を見渡してみたいですね!








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